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旅模様*

旅のあしあと&稽古場日記です   

『WæNDERING』稽古11/15

ホールでの稽古ふつかめ。

朝10時から稽古開始。
もうこの空間に身体がなじんできたかんじ。
まず、昨日つくったシーンをブラッシュアップするところから。

余分なところを削いだり、不自然なところを修正したり
いろいろつまったりもしながら、アイディアをだしていく。


能舞台


うしろの能舞台はセットではありません、仕様です


そうして新しいシーンも徐々に。
「波」の流れから
さまよう「旅人」が
ちいさな「光」をみつけるイメージ


波



「光」ていうのは、今回の重要なキーワードで、
「光」をもとめて「ワンダリング」している
まだその「光」のイメージというのは明確になってはいないけれど、
なんとなくかんがえるに、
子供のころ、なんだかくだらないがらくたが異様に大切だった、
小説のページのなかでなんだかその一文だけが他とちがう、
買い物をしていて、雑貨屋などで、なんとなく気になって、
気がつくとそれ以外まったく買う気などなくなる、
そんなかんじのとき、それが「光ってる」ようにみえて、
そんなふうに、論旨展開を一足飛びにこえて
「これだ!」と、なるもの、なんじゃないかなとおもいます。
でも、最終的にどうなっていくか、なんて、わからない


旅人


さて、これ、ご存知のかたいらっしゃいますか?


花しゃぼん


「花火棒」あるいは「花しゃぼん玉」というおもちゃで、
回すと、花火だったり、しゃぼん玉にみえたりする。
照明の木藤さんがワークショップのために買ったもので、
「今回のイメージとぴったり」ということで明神さんが持って来ました。
なんだか不定形にぐにゃぐにゃと動くさま、
まるで世界がごにゃごにゃと形を変えるようです。
(でもそれは回転することの、目の錯覚にすぎず、
止まれば、ただのリボンの束にしかみえない。)
不思議なかんかくに、俳優のみなさんも釘付けに。


今晩からホテルを移動、
あたらしい住まいの感覚で、
本番にむけて気持ちもたかまる。
明日も朝から稽古なのでわりとはやおきです


★みょうじん語録



「石にはずっと、波と遊んだ記憶が蓄積されている」

このあいだ、高知の海岸をあるいていて、
場所によって、石のおおきさがちがったりする、
あるところはサラサラの砂だし、あるところはおおきめの砂利で、
ずっと海に沿って歩いていると、
ああ、このかたちっていうのは
何年も何年もかかって波がつくりあげたんだなと
そんな感慨にも、打たれるのです。
波をながめていると、ちょっとずつちょっとずつ、
小石をさらって、引いていく。
なんどもなんども波に弄ばれる小石をみてると、
石ってのは旅なんてしないようにもおもえるけど、
じつはすごい旅をしているのかもしれない、とか、おもう



「二人が回るの、うまくなりすぎてですね、どっちかにしてください」

なんか、うまいもの、きれいなものばかり追いかけていても、
べつにそればっかりが魅力的なわけじゃない。
むしろ、「うまいもの」なんて、あまり求められないんじゃないかって、
そんなふうには、おもう。

でも、「うまいもの」にならないように、
あたらしくつくった形式でも、
なんども反復されると、
やっぱり「型」のようになって、
「うまい」「へた」がでてくる。
日本の演劇史でいったら、
アングラのムーブメントなんていうのは、
今までの「うまい」を破壊する身体性をもっていたとおもうのだけど、
いつのまにかそれをできることが、
「うまい」とかになってる部分、あるところでは、あるとおもう。
「うまい」を追いかけていると、古典芸能になったり、
ある種「おけいこごと」になるのだと、おもう。


今日の感慨:
ホテルの枕元のラジオの、
なんだろう、あの、ノスタルジックな


演出助手・カゲヤマ気象台


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  1. 2011/11/15(火) 21:45:35|
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