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旅模様*

旅のあしあと&稽古場日記です   

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『宙の色』舞台写真


『宙の色』公演、終了しました。
体感して下さった方々、支えて下さった方々
見守って下さった方々、どうもありがとうございました。

物語は、小西良さんの器、町行く人たちと関わりながら
どんどんふくらんでゆきました。

お茶会も好評でした。

器を愛しいと思う気持ちって
食べたり飲んだりする時間を大事にすることにつながる。
それって、楽しい時間をみんなで共有することでもあり。

小西さんの器、購入しそびれた人は、今月末の土日、工房が開いてます。
その後はしばらくお休みするそうなので、お時間ありましたらどうぞ。
(4/28.29の土日は15時~のオープンとなります。)
http://www.1tsubu.jp/blog/


舞台写真、近いうちにアップします。
しばしお待ちを。。。

撮影:山本尚明氏(山猫写真館)

_DSC0049.jpg



                      ポかリン記憶舎 明神 慈
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  1. 2012/04/26(木) 03:49:40|
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4/22『宙の色』公演最終日

公演最終日。
稽古中は無限に思えた時間が、終わる。
根津に移ってからの1週間はあっという間だった。


PICT8406.jpg

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この空間ともお別れだ。


今日も曇り空。
そして終わりに向かって雨が降り始めた。

最終調整後、最後の空気かき。
このギャラリーの空気をしっかり楽しんで集中していく。

昼の公演は観光客の人がたくさん通りすぎた。
気になって立ち止まる人も、ギャラリー本来の姿。

夜公演はまだ夕方の時刻。
上演中も刻々と変化していく光の具合。
風が冷たくなって、すこし影が濃くなり、物語の陰影が強くなった。

ギャラリーのたった一日の物語。
いくつも波紋がつれてくる、静かな一歩。
この根津の町で日々を営む人々の息遣いも巻き込んだ確かな一歩。


終演後は、根津の路地を入った民謡の店「おばこ」へ。
東北地方のおいしいお酒と郷土料理が身体にしみる。
ほろ酔い加減の頃合いで、大将と女将が民謡と尺八を披露してくれた。
芯の強い歌声を包む尺八の音色合わさってここちよい。
耳で聞くより体で聞く。

腕前披露の後は、みんなで楽器に挑戦。

SH3K0505_20120423162332.jpg

そうさんは「あんなに真剣な姿見たことない」とひやかされながらも、動じず真剣。

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スラさんは初体験に目が輝いている。

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そして美紀さんは華麗な指さばきでカスタネットを鳴らす。

風君は楽器に挑戦するたび器用にこなして、転職を勧められていた。

おいしいごはんとお酒に音楽。これがあれば最高だ。

ファイル0309



これにて『宙の色』稽古場日記終了です。
長い間ありがとうございました。

川田歩

  1. 2012/04/23(月) 16:02:14|
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4/21『宙の色』公演5日目

電車の中のに、いつもより素敵女子が多い気がする。
みんなお出掛けだからか。なんて考えながら、ギャラリーへ。

今日は根津神社入り口にある紙のお店ORANGE。

PICT8399.jpg

店内にはつつじ祭りにちなんでの柄もある。
文房具好きにはたまらない小物たくさんのお店。


今日は初めての昼公演。

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谷根千散策のお客さんが通りすがり、いつもよりにぎやか。

私達と違う色がいくつも混じって、思わぬ風が吹く。
ギャラリーの中のお客さんは、誰が出演者か分からずワクワクしたそうで。

終演後は小西良さんと明神さんのポストパフォーマンストーク。
器の厚さは目で見るより、目を閉じ手で触るとすぐ分かるそう。
製作中は本当に些細な理由でひびが入るので、私達の前に現れるのはいくつものうちの一個。
根気のいる仕事だ。

PICT8379_20120422082726.jpg

小西さんの思いを聞いたせいか、器を購入するお客さんが多かった。
器はかろやかだけれど、職人の魂はたっぷり詰まって人を魅きつける。

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○今日のみょうじん語録○○

「プレーリードックからのエレベーターガール」

さとちんのリアクションの方向性と動きについて。
背筋を伸ばすのは同じで、「可愛いい」から「大人の女性」へ変化。
さとちんの魅力のふり幅が広がってキュンとくる。

「龍のように上っていく」
こちらは髭さんへのご要望。
迷ってきたエネルギーが、ギャラリーに流れ込む。


明日は公演最終日!

昼13:00、夜16:00どちらもお席ございます。
特に最終回、おすすめですよ。
ふらりといらして下さいな。

ではまた。

川田歩

  1. 2012/04/22(日) 08:13:13|
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4/20『宙の色』公演4日目

本日も雨がパラパラ。
この物語は水分と相性がいいのかな。

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根津といえばこの時期有名なのが、根津神社のつつじ祭り。
期間中は、境内にある「つつじ苑」が午前9時より午後5時30分まで開苑されます。
4月7日~5月6日まで。
根津神社のつつじは何分咲きかな。


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ご近所のつつじは満開です。


本日のお店は「谷中しっぽや」。
髭さんが差し入れてくれました。

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焼きドーナツにあんが詰まってたり、オレオが入ってたり。
ひとつひとつについた名前がキキ、とら、ぶち、にゃんこの名前。
もふもふしたにゃんこのしっぽは、おいしゅうございました。



今日の調整中、ふとした事で物まね大会に。

「平泉成かな。」とさとちん。
「いや、大滝秀治は?」と美紀さんと私。
そうさんの「田中邦衛…ないな。」
結局、髭さんの森本レオの真似が意外に上手いと発覚したところで終了。
良いリフレッシュでした。

今日も上演中赤い郵便の車が通った。
レギュラー決定?


○○今日のみょうじん語録○○

「脳みそのふた(後頭部)が開いてる」

終演後、器を見るお客さんを観察していた明神さん。
お客さんは器を見つめて、「何に使おうかな」と想像を膨らませる。
「これいい!」と瞳が光る。
そんな瞬間頭のふたがパカッと開いて何かが宙に。

だからあの空間はキラキラして銀河のようなのか。

《残席状況》
21日 15:30△
21日 19:30×
22日 13:00△
22日 16:00○

前売り完売の回も、当日券がでます。
ぜひいらして下さい。


ご予約はこちら

http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=f9abf6de57



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ではまた。


川田歩

  1. 2012/04/21(土) 13:10:14|
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4/19『宙の色』公演3日目

今日は少し曇り空。
公演の準備にも慣れてきたので、のんびりお散歩してみました。

ギャラリーKINGYOすぐ近くの「へび道」は川の跡。
くねくねが続く。

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ぐるっと回って根津方面へ戻り、勘だけで小道を進んでみます。

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不忍通りから一本入った織物工房 le poilu。
織物作家さんの織物スクールと作品販売にガーデニンググッズ。
木の温かみが下町根津に似合っています。

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ふれあいセンター近くの「おお多」は家庭的な小料理屋さん。
添えてある野菜も春の旬いっぱいです。
お気に入りは、鳥と大根の煮物。
ほろほろ崩れる具とだしが絶品。



今日は風君のシーンをチェック。
私と風君は日によって役が替わるので、皆さんとフォーメーションの確認。

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一日離れるだけで役の気が変わります。


毎日器との戯れ方を考えてる美紀さん。
今夜のアプローチはいかに。


今日は上演中に真っ赤な郵便局の車が通りました。
落ち着いたギャラリーの色味に新しい空気が入ります。


○○今日のみょうじん語録○○

「空気に湿り気がない分、軽く流れちゃう」

昨日は暖かい夜。
芝居には湿度も影響する、まるでパンのような私達。

「これに触ったらおじいちゃんの音がする」
「平ったいものより丸いものの音」

身体は楽器というのが明神さんの持論。
触れているものの形が想像できる音。
納得した時は、感情だけでなく音だけ聴いてもその気持ちの音がする。
なりたい自分があるなら、声からのアプローチも早道かも。


《残席状況》

21日(土)15:30 △
21日(土)19:30 △
22日(日)13:00 △
22日(日)16:00 ○

おかげさまで、売れ行き好評です。
予約はお早めに。

http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=f9abf6de57

当日券もでますので、ふらりと来ていただいても。


根津の路地をまわるもよし。
夕焼けだんだんから谷中銀座コースも楽しく。
さんさき坂から千駄木もよし。
お天気のいい日は『宙の色』と合わせて谷根千散策もどうぞ。

ではまた。

川田歩


  1. 2012/04/20(金) 13:16:23|
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4/18 『宙の色』公演2日目

今日は上着を着ていると暑いぐらいで、もう5月の初夏も近いなと思う午後。

昨日のブログで書いたBonjour mojomojoさんにうかがったら、中島さんとバッタリ。

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メンバーが連日誰かしら行ってるものだから、「いつもありがとうございます。」と言われてしまう。
お~ご近所さんができた。



本日のおすすめは有名甘味処「芋甚」。

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土日は行列もできるお店。
こちらのアイス最中は、さとちん(笠井さん)思い出の味。
アイス片手に根津散歩もおつですな。



今日も初日公演を振りかえり、シーンを調節。
ギャラリーに馴染み始めた物語を引き締めていく。

本日の空気かきは、全員がぎゅっと集中している。

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まもなく開演しようかという時。
しっとり演歌が聞こえてきた。
表れたのは赤い反射板がいくつも光る自転車。
きょとんとしている私達を尻目に、白スーツの老紳士は颯爽と過ぎて行った。


○○本日の語録○○

「ご縁ですね」

リタ役のスラさん。
以前稽古場で名前の由来の話になった。
スラさんの正式な名前はズラミート。
ヘブライ語で平和なという意味だそう。
役名のリタも調べていたら、ドイツの詩人のパウル・ツェラン『死のフーガ』の一節を発見したスラさん。

「ひとりの男が家に住む君の金色の髪マルガレーテ(マルガリータ
君の灰色の髪ズラミートかれは蛇たちと戯れる」

マルガレーテはゲーテの『ファウスト』に登場する女性。
ズラミートは旧約聖書に登場するソロモン王に美しいと称えられたユダヤ人女性。
この詩では相反する立場を表現したものと解説してくれた。
相反する名前が、今ひとりの女性の身体にある。
偶然の一致に誰よりも速くスラさんが冒頭の一言。
すごい吸収力。


「夜の空気に負けて、輪郭がぼやけてる。」

こちらは明神さんの一言。
広がってきた空間を、時には締めて流れをつくる。


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《残席状況》
○ 18日(水)19:30
× 19日(木)19:30
× 20日(金)19:30
△ 21日(土)15:30 ※終演後トーク有り
○ 21日(土)19:30
△ 22日(日)13:00
○ 22日(日)16:00

×印は前売り完売ですが、当日券が若干でます。
ぜひ会場にいらしてみてください。

本日もお席余裕あります!
ぜひ。

ではまた。

川田歩

  1. 2012/04/19(木) 09:04:59|
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4/17『宙の色』公演初日!

さてさて公演初日。

それぞれ準備を始める中、モグモグしている風くん。

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寄ってみると、そのパンはライオン。
あのお店ではないですか!

こちら、今ポかリン女性陣が一度は食べたいと思っている
Bonjour mojomojoさんのもの。

ウサギにイモムシ、クマ。
思わずニッコリしてしまう可愛らしいパンが朝9時から店頭に並んでいます。
売り切れ次第終了なのでタイミングが重要。
ちょうど会場ギャラリーKINGYOの目の前につながる細い路地にあります。

モジャモジャ頭の看板が目印。



集合したら、前日の通しをもとにゲネに向かいシーンの色を深めていきます。
ギャラリーの構造を生かすバランスを探って。
ゲネ終了後、いよいよ本番。

早めにいらしたお客さんに見守られつつ、全員で空気かき。
いつもよりちょっとサワサワした気持ち。

上演中小雨だった雨がやみ、迷子の外国人の方が通りすがり。
外の気配をたっぷり含んだ公演になりました。

終了後、お茶会と器を楽しんでもらう時間に。

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昭子さんがお茶でしっとりお客さんをおもてなし。
同じ空間で、子供のようにキラキラした目で器と戯れるお客さん。

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エネルギーが溢れていました。
初日乾杯の役者もエネルギーに溢れて。

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差し入れで頂いたマンゴーシュークリームと
明神さんの故郷・高知から届いた「ごっくん馬路村」。
公演中もポかリンにはビタミンと甘い物が欠かせません。



〇〇今日のみょうじん語録〇〇

「宇宙ポイントと呼びます。」

前日の通しを見た明神さんが、いくつかのシーンを宇宙ポイントと名付けました。

静寂の中、過去も含め宇宙と人がつながる瞬間。

「天の岩戸開き」

笠井さんとそうさんのワンシーン。
春のむくむくした気持ちをのせて一歩踏み出す。
大きな一歩も小さな一歩も、その一歩に光が差し世界が歓迎してくれる。
春はそんな季節かもしれません。


毎日宇宙を意識しているせいでしょうか。
スーラさんと笠井さんのシーンを見て。
それぞれの身体を巡るDNAが絡み合って、今地球を回している。
そんな事がよぎりました。



ではまた。

川田歩

  1. 2012/04/18(水) 10:00:47|
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『宙の色』4/16稽古

風くんからバトンタッチされました川田です。


本日はちょっと曇り空。
でも、空気はほんわか暖かくてお昼寝したい気分。

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こちらも春の息吹。



さて、今日はついに小西さんの器がギャラリーに並びます。

箱から器が現れる度「うわぁ~」と歓声が上がり、みんなが集まってきます。

さながら陶器市。

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その隣で器を置く台のガタツキを直すそうさん。

機敏な動きと「噛ませがなぁ」の台詞に、中島さんがぼそり「職人。」と。


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器を微調整する小西さんの背中。こちらも職人の気迫。



器の配置とともに、木藤さんが照明を設置していきます。

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小西さんの器と木藤さんが作ったその影。
ひとつでふたつ。でも更に何倍にも空間が広がっていきます。



夜は木並さんの音楽も入って、ギャラリーで初めて通してみました。

闇に浮かび上がるギャラリー。
閉ざされた稽古場では分からなかった夜の気配が、物語に染み込んでいきます。




○○今日の語録○○

「春の風に沈丁花が薫るような」

通しを観てくださったお客様の感想。
風に甘く薫る沈丁花と、ちょっと切ないその姿。
浮き立つ心と散る桜。


「人と器が層になって」

こちらは木藤さんの感想。
重なった絵を見るように。
器と器ごしの人、好きなほうに焦点を合わせられる。

「通りすがりの人も含めて楽しんで」

木並さんの一言。
毎日変わる天気も、根津の町の人も、巻き込んで物語を紡いでいく。

芝居として空間を切りとっても、この世界は天気、風、人、様々なものとつながっている。
そしてお客さんは自由に楽しんでいるんだなと、演劇の原点を感じました。


今回、劇中で使った器を終演後販売します。
明神さんが、「どれも売りたくないって凄いなぁ。」とこぼす魅力溢れる器たち。

器も公演もどうぞ観にいらして下さい。
ご予約はこちらまで。
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=f9abf6de57


川田歩

  1. 2012/04/17(火) 10:35:11|
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『宙の色』4/15稽古


今日の夕方から小屋入り。

その前に各シーンの細かい確認を稽古場で。

いよいよ明後日から本番。




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まずは、スラさんと笠井さんのシーン。

少し、セリフが増えたので読み合わせから。

言葉の発音やニュアンスによって、表現したい感情とは

違う風に伝わるため、一つ一つセリフを確認する。


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確認後、観え方が変化。

言葉の重みが直接伝わり、しんみりしていた空気から、

心がホクホクするシーンに。

その後、流れで笠井さんの身体表現のシーンへ。

自分の器と対峙した時に、

器が作家を迎え入れているような、ファンタジックな空間になっている。

日を追うごとに深みが増している。


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笠井さんとそうさんのシーン。

上の窓から覗いているのはスラさん。(このシーンでスラさんは登場しない)

ここは安定している。

本当に細かい箇所を微調整し、ドット(色)の数を増やしていく。

この小さな積み重ねが、心を動かしていくための土台になっている。



お昼は、笠井さんとスラさんと僕で、

17:00まで500円でランチをやっているお店で食事を。

席の前後には、エジプトとスペインの国旗が、

左右には、亀の甲羅とアコースティックギターが飾られており、

上からは、ジムとかで使うバランスボールが吊るされてある。

異空感に迷い込んだ三人がモジモジしていると、

厨房から威勢良く電子レンジが

『チーン!』

と鳴る音がして三人で顔を見合わせたあと無言に。

出てきた料理は、たけのこの煮付け、大根と鳥団子の煮付けにスープとメインのナポリタン。

これがかなりクオリティが高く、意外なほど美味しかった。




遅刻気味で、ギャラリーKINGYOへ。

実際の机や椅子を出し、本番同様にセッティング(器はまだ)。

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きっかけ稽古開始。

出はけの確認を重点的に、シーンを最後まで通す。

距離感やタイミングをチェックしながら行い、

なんとか時間内に最後までいけた。

実際のギャラリーは、空気感が違う。

その場のエネルギーに俳優も良い影響を受け、

顔つきが自然と変わってくる。

明日の場当たりで、器が並べられ、照明と音楽が合わさったら、

どうなっていくのだろうか。

想像しただけで胸が高まる。


明日からは、川田さんにバトンタッチして

ギャラリー周辺のおすすめスポットを紹介していきます。

観劇の前後に散策してみてはいかがでしょうか。

それではまた明日。


池内風


  1. 2012/04/16(月) 07:45:52|
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『宙の色』4/13稽古


夜から雨ということで、なんだか雲行きが怪しい。

いそいそと稽古場へ。

今日も終日稽古。

各自それぞれアップし、稽古スタート。




今日は笠井さん一人のシーンから。

始める前に、シーンの意図やイメージを、明神さんの言葉で伝える。

どんどん溢れ出てくるみょうじん語録。

笠井さんも、話を聞きながらイメージを膨らませている。

このシーンは、物語のターニングポイント。

笠井さんの内側で、多種多様の感情が絡み合い、

過去と現在と未来を同時に繋ぐ。

「スラさんとの絡みがあるので、彼女と一緒にやりたい。」と笠井さん。

スラさんは夜から出席なので、通し稽古で試すことに。



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中島さん、笠井さん、髭さんのシーン。

このシーンの流れは安定している。

視線の位置や出はけのタイミングを微調整し、シーンを膨らませる。

中島さんは、先日追加された一芸を、

さまざまな角度から、果敢にチャレンジ。

『こりゃ、ひとりコメディエンヌだな。』

とつぶやき、みんな大爆笑。



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先ほどのシーンからの流れで、川田さんが登場。

ここ数日の稽古で、物語に強く影響を与える人物になってきている。

ジワリジワリと足跡をつけていき、自分の世界に引き込んでいく。


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休憩中に文旦を剥く、中島さん、笠井さん、昭子さん。

この3人から丁寧に剥き出される文旦は、不思議と艶々(つやつや)している。

僕も手伝ったのだが難しく、失敗が多い。

その度に、自分の口に入れているので、

数日後にはきっと、お肌が艶々になっているはず。

期待大。




休憩後、スラさんのシーンを。

動きのテンポで観せるシーンのリアクションに違和感があり、

細かく分析して原因を探る。

納得するまでやりとりは続き、ほぼ完成。



最後は、4回目の通し稽古を。

小道具・衣装を揃え、本番に近い状態で行なった。

衣装ひとつで、人物の印象も大きく変わり、

俳優もそれに誘発され、役に対してグッと意識が集中してくる。

今日届いた木並さんの音楽で、

言葉や動きでは表現できない部分のエネルギーが生まれて、

世界はさらに広がっていく。

小宇宙は、完成間近だ。

お客様と合わさると、さらに広がるはず。





☆☆みょうじん語録☆☆

『器がそこに生えているようなイメージで』

『テーブルごとに奏でる(器の)音楽が、皮膚に伝わってくるような』

『エーンと泣いていた赤ちゃんが、フッと泣き止む瞬間の表情を』

『この場が、ググッと突き上がるような』

すべて、笠井さんひとりのシーンの言葉たち。

物語全体の中では、笠井さんが見えない何かに動かされていくような、

意思から離れた身体表現になる。

あと数日で、さらに深みを増していく予定。



『○○プロジェクトで10億円稼ぐ、みたいな』

髭さんがスラさん、中島さんと同調するシーンの一言。

突飛な発想にインスピレーションを受けた髭さんは、

黒目がギョギョッと動き、一瞬で仕事モードな顔つきに。

ギャップ!!

(○○の部分は公演までお楽しみに)




明日は最後の休み。

明後日からはいよいよ、ギャラリーに移って稽古。

本番に備え身体を休めます。


チケットの予約がまだの方は、ここからポチッとどうぞ。

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それではまた。

池内風




  1. 2012/04/14(土) 17:04:55|
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『宙の色』4/12稽古


本番まで稽古日数は、あと4日。

俳優陣は連日の飲みにもかかわらず、活き活きとアップしている。




まずは、川田さんと僕ペア。

川田さんは、

『ペタペタ歩かないで腰から歩く』

『中丹田(みぞおち)で止まっている声を下丹田(ヘソ下)まで落として』

僕は、

『キャラが濃すぎるところは、ほんのりとかもし出すように』

など、意識するところが違う。



途中から中島さん、笠井さんと一緒に動線をつくっていく。

僕と川田さん、二人のキャラクターは全く違うので、

他の出演者の動きも自然と変わってくる。

演じる人により、その場のお芝居が変わる。

毎回違う変化が起こってくるのが、生のお芝居の面白いところだ。




その後は、そうさん、笠井さん、昭子さんのラストシーンを。

R0012252.jpg

台本の変更点を、簡単に動きをつけながら読み合わせる。

昭子さんは、先日購入したスマートフォンで確認しながら。

セリフの流れがスッキリとし、動きもうまくつながった。





休憩時間は、各自思い思いに過ごす。

明神さんと昭子さんと笠井さんは、稽古場の近くにあるうどん屋へ。

川田さんと僕は、仮眠。

そうさんと髭さんは、youtubeで音楽を聞いている。

二人が、急に笑い出したので一緒に聞いてみると、

みうらじゅんさんのラップだった。

仲睦まじい二人の大きな背中が、なんとも言えない感じだった。




スラさんが到着し、夜の稽古開始。

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関わる登場人物が短い時間で、何度か入れ替わるシーンで渋滞が発生。

細かく割って、その都度話し合うも

新しい問題が起こったりで中々進まない。

徐々にスラさん、笠井さん、中島さんのわんぱくスイッチが入り、お祭り状態に。



R0012327.jpg

そうさんが、

『昭子さんの入るタイミングを遅らせてみては?』

と提案。

今までの渋滞が嘘のようにスイスイ流れ、空間の特性を生かしたシーンになった。

答えは、以外とシンプルなところに隠れていたりする。



今日は全体的に、水が少しずつ地面を這うようにジワジワと進んでいった。

その水の通り道は「宙の色」を映せるよう、川になってきている。



明日は、4度目の通し稽古。

衣装・小道具など、すべてを揃えて行う予定。

まだ時間はある。ここからどれだけ物語を膨らませていけるか。



☆☆みょうじん語録☆☆

『一瞬、命と命が対峙する時間がほしい』

器と向き合うシーンで。

一瞬その時間を入れることで、器と人物ともに、存在が強調される。

髭さんの大きな身体から出るエネルギーが、

スーッと器に向かって一点に集まるようになる。

パキッという小さな緊張感が器と人との間に生まれた。




『目線を上から下にぐぅーっと下げて、下丹田にウゴォと落とし込む』

セリフが上ずって出ていた川田さんへの一言。

目線と共に、声も下へ抑えられ、身体の中に反響しながら

外に伝わる音に変化。

下半身から出る声は、聴き手にもドッシリと届く。



それでまた明日。


池内風


  1. 2012/04/13(金) 15:08:46|
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『宙の色』4/11稽古

雨が降ったり止んだりの一日。

それぞれ雨具を持参し稽古場へ。

髭さんは75センチの傘を持ってきていた。

ビーチパラソルみたいだが、髭さんも大きいので

バランスがとれていてなんだか不思議だった。



昼の稽古は恒例のペア、川田さんと僕のシーンから。

今日も川田さんを重点的に。

課題の『熱量の増加』を誘発するために

ポかメソッド『丹田集め』を行う。

1対1になり、『シュ!』とかけ声を出しながら

相手のエネルギーを下丹田に溜め込むメソッド。

ここで溜めたエネルギーをシーン稽古で放出する。

さらに、瞳孔や指先といった細部まで、意識した動きをつけていく。

あと少しで、形になりそう。



R0012192.jpg


次は、そうさんと笠井さんのシーン。

このシーンの動きは、固まりつつある。

言葉のニュアンスや間を有効的に組み立て、

ポップなシーンと真剣なシーンをはっきり色分けをする。

それにより、言葉の重みが台詞に乗っかり、

ズッシリと内臓を響かせながら心に伝わってくるようになった。



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メンバーが集まったら、スムーズに流れていかないシーンを何度か通す。

『身体言語』を取り入れることにより、存在の動機づけになる。

言葉では伝えにくい、役の細かい人物像まで想像できるようになった。

今後は、身体言語を増やしていき、物語にさらなる奥行きをつけていく。



休憩中、稽古場では

『幼稚園児が数分で答えられて、プログラマーが一時間かかるクイズ』

をするのが流行っている。

中島さんと僕は、なぜか得意で

問題を解いたあと、いつも複雑な表情で目線を合わせる。

『脳が柔らかいんだ』

ということでお互い落とし込み、

何事もなかったようにストレッチに入る。

その横で、明神さんは

『スー、、スー、、』と寝ている。




R0012234.jpg


その後全体の通し稽古。

間を作ってきたことにより、前回よりタイムが4分ほど伸びるも想定内。

『動き等で迷いは無くなっているので、今後はそれを膨らませていくだけ。』

と明神さん。

観ていて違和感を感じるところは少なく、完成に近づいてきている。

あと4回の稽古で、どれだけ変化するか楽しみだ。

一日一日が真剣勝負。


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髭さんが持ってきてくれたバームクーヘン。

卵の味が濃く優しい味。

あっという間になくなる。

ドイツ人のスラさんも大喜びだった。



☆☆みょうじん語録☆☆

『一人一人が別の船に乗って同じ時間を共有している』

ラストシーンの振り返りの一言。

これにより、そうさんも笠井さんも

反する世界の空間を生み出し、

人物の対比がはっきりと伝わるようになる。

そうさんは表情の奥に、光と影が見えるようだった。




『ヒナみたいに親鳥を見て』『無防備の表情が美しい』

髭さんと中島さんと笠井さんのシーンの振り返りの言葉。

笠井さんの一言で、場面が展開するシーン。

髭さんと中島さんは、鳩が豆鉄砲をくらったような表情に。

問いかけは聞こえているけれど、意味が降りてこないみたいな。

一瞬で、空気がガラリと変わった。



おまけ写真

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お腹ポンポンしながら踊り合う髭さんとスラさん。

その後、川田さんも加わり謎のグルーヴを作り出していった。

稽古場には笑いが絶えない。





それでは、また明日。

池内風

  1. 2012/04/12(木) 16:09:00|
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『宙の色』4/10稽古

本番まであと一週間!

稽古場も熱気に包まれ、程よい緊張感が生まれている。




昼は今日も各シーンの抜き稽古を。

川田さんと僕のシーンから。

今日は川田さんを重点的に。

川田さんは、内にあるエネルギーが見えにくいということで、

ギャラリーに入ってくる前に、

スクワットをしたり、机の周りをグルグル走ったり

好きな人のモノマネをしたりと、役の特性を掴むため

いろいろなことを試している。

その度、

『フニャー!』 『ヌヌー!!』 『わぁーん!』

という、声を上げている。



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笠井さんとスラさん。

スラさんのシーンで進む方向性や、セリフのニュアンス、

感情の流れについて、コンセンサスをとっていく。

役の記憶や経験について、スラさん、明神さんの考えを出し合う。

共有できた時には、スラさんの周りにフワッと風が吹き、

花が舞うような空気が生まれる。



笠井さんとスラさんの絆は、日を増すごとに、強くなっている。


笠井さんは、相手役との調和に長けている俳優さん。

登場してくる人物ごとに、色合いを変え、自然と相手に添っている。

ひとりになり、フッっと自分と向き合うときに、

小宇宙=『間』が生まれてくる。




休憩時間は、買い物に行ったり、ゴロゴロしたり、それぞれ自由に。

朝まで台本の手直しをしていた明神さんが寝ているので

初めて、文旦を剥いてみた。

プルンとうまく剥けたときの快感がたまらない。



夜稽古へ。

ポかメソッド『気配揃え』

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二人組で、リーダーを決める。

横並びし、まっすぐ前を向く。

目のピントは合わせず周辺視野を広げた状態で

リーダーの動きに同調していく。

先読みしないで、相手のエネルギーに乗ることが重要。

このメソッドを行うと、自然とまばたきの数が減り、

大きくリアクションしなくても、

一瞬で空間全体を捉えられるようになる。

静の中に、多大な熱量を感じる。

中島さんもそうさんも、曲線の動きがしっとり滑らかでとても美しい。

二人がポかリンメンバーであることを実感。



メソッド後、シーン稽古へ。

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各シーンの小さな渋滞の交通整理が続く。

中島さんの新しくなったセリフの中に、一瞬芸があり。

果敢にチャレンジする中島さんの面白さに、ギャラリーも大爆笑。



明日は、3回目の通し稽古をする予定。

今日の稽古の変化が、全体を通すことにより

どういう風に観えてくるか楽しみだ。


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川田さんが持ってきてくれたメレンゲのお菓子。

濃いいちご味で、中がサクサク、余韻が続く。

ごちそうさまでした!



☆☆みょうじん語録☆☆

『振り返ると自分の楽園が待っている』

シーンの移り変わりのイメージについての一言。

この一言で、笠井さんは

「旅から自分の家に戻ったとき」

のような佇まいで外から室内を眺め、

誰もいなくなった空間からは、

その場所本来の力が、湧いて出てくるような印象が生まれた。

その空間から自然と音が飛び出しているような。

笠井さんは、空間を一人でコントロールできる俳優さんでもある。




『前(額)と後(後頭部)、両方から引っ張られる感じで進む。』

身体表現を演出中の一言。

これにより笠井さんは、自分の意思から離れて、

見えない力に引っ張られて進む感じになる。

上半身がベルトコンベアに乗ってスーっと進むみたいな。

観ている側は、展開が読めずワクワクした。






それではまた明日。


池内風


  1. 2012/04/11(水) 15:30:38|
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『宙の色』4/9稽古

昨日と打って変わり、暖かい一日だった。

散り始めた桜並木を眺めながら稽古場へ。

月曜になってもお花見モードは続いている。




今日もお昼は、各シーンの抜き稽古。

昨日に引き続き演出助手ペアから。

二人のキーポイントは、『熱量』。

川田さんは、内に隠れるエネルギーを大きく外に出すことに。

僕は、外に出すぎるエネルギーを内側に溜め込むことを意識している。

正反対のアプローチ。

お互い役を交代しながら試行錯誤し、役割にあったキャラを濃くしている。




その後は、そうさん笠井さんペア。

始める前に、そうさんの提案で、

『物語全体のメッセージ』について濃厚な話し合いを。

そうさんは、物語のバランスや役の人物像などを客観視し、

シーンの伝わり方を冷静に分析する俳優さん。

明神さんが描きたい世界を、登場人物やシーンに沿って丁寧に伝え、

そうさんが観る・観せる両方の目線で思いを伝える。

この二人の熱のある話し合いは、一時間ほど繰り広げられた。



作品の根底を共有した後、立ち稽古へ。

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それぞれ歩んできた歴史が、二人の立ち姿から伝わるような、

深みのあるシーンにガラリと変化した。

静かで穏やかだけど、ハラハラしてキュンとなるような。

笠井さんもそうさんも進む方向が定まり、晴れ晴れとした表情になった。





休憩後、全体稽古へ。

今日は、作曲家の木並和彦さんが稽古場に来てくれたため、

通し稽古をすることに。

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前回の通しとは比べ物にならないほど、

物語全体のコントラストが、はっきり見えてきている。

一歩一歩の積み重ねで、

単色だった森が、色とりどりの鮮やかな森に変化を遂げていた。

修正箇所が明確になり、これからもっともっと濃くしていけそう。

さらに、小西さんの器が並べられた状態を想像するだけでもワクワクする。

「間が生きてくるといいね。」と木並さん。

ポかリン記憶舎といえば「間」=「魔」の時間。

「これから間を創る作業に入ります。」と明神さん。


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通し後、木並さんがスピーカーの位置と音響の説明をしてくれた。

話に聞き入るメンバー。

この写真は、今回の稽古で流行っているコテコテポーズ。

木並さんもノリノリ。


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木並さんが持ってきてくれた『桜紋のゴーフレット』

程よい甘さが後を引き、みんな密かに何枚か持ち帰る。

ごちそうさまでした。




☆☆みょうじん語録☆☆

『うにょ、うにょっと吸ってピッ!』

そうさんと笠井さんのシーンの振り返り中の一言。

恥ずかしさを隠すときの姿勢について。

笠井さんは、油断していたネコが何かを察知し、

背筋がピッとなった後、すっと何事もなかったように変化。

長島監督のような擬音語のみの指示出し。



『お腹ポコポコ旅行で』

髭さんと中島さんのシーンの振り返り中の一言。

セリフの繋ぎが途切れるシーンに身体言語を投入。

これにより、髭さんの表情は自然と柔らかくなり、

身体でリズムを取りながら、しっかり間を埋めていた。

がっしりした男性が、ポンポコお腹を叩きながら

楽しんでいる姿がとってもキュートでだった。





それではまた明日。

池内風



  1. 2012/04/11(水) 15:26:18|
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『宙の色』4/8稽古


今日から終日稽古です。

メンバー一同団結して、ラストスパートへ。

小道具や衣装も揃い始め、

本番へ向け、みなの気持ちも高まってきています。





昼の部は、各シーンに分けて重点的に。

まずは川田さんと僕の演出助手ペアのシーン。

Wキャストの面白さは、伝える情報は同じなのに、

アプローチの仕方がそれぞれ違うこと。

男女の違いで、シーンの印象がずいぶんと変わります。





その後、そうさんと笠井さんのシーンへ。

稽古前から、

『今日は、どんどん進めていくよ~。』

と、気合十分の明神さん。

俳優が台詞の繋ぎや、動きの部分で引っかかるところも、

具体的なイメージ(みょうじん語録で)を伝え、

コンセンサスをとっていく。

そうさんの丁寧な考察と合わさりながら、すいすい進みました。



夕食はみんなでわいわいと中華料理を食べました。

そうさんと笠井さんのトークは、

先日朝までカラオケに行った話で盛り上がっています。

笠井さんが、熱唱するそうさんの写真を見せてくれました。

僕は、よく明神さんに『変態だね』と言われますが

そうさんの方が上であることを実感しました。


休憩後、夜稽古へ。

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シーン稽古を行う前に『蜜かけ』『空気かき』を。

これを行うだけで、身体が楽になり、集中力が高まります。

野球で例えるなら、ネクスト・バッターズ・サークル

(次の打者が待機する丸いラインの書いてある空間)の準備時間みたいな。

人は美しいと感じる瞬間です。

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シーン稽古。

本番まで稽古日数があと8日ということで、

各シーンをズンズン進めていく。

アイディアを試していく段階から、

ベストなものを選び、形にしていく段階に入りました。

演出も自然と熱が入り、俳優もヒートアップ。

外ではお花見モードですが、稽古場は

『開花寸前の萌え萌え状態』が続いています。

17日から、『宙の色』の桜は満開になる予定です。

ご来場、心よりお待ちしております。



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中島さんが持ってきてくれた伊豆のお土産。

懸賞で日帰りのバス旅行が当たったようで、

ゆっくり温泉に浸かってきたとのこと。

他の旅行者は、朝7時から缶酎ハイを開ける強者揃いだったとか。




☆☆みょうじん語録☆☆


『一瞬、瞳孔を開いて(松田聖子みたいに)。』

振り返り中の一言。

物理的に小さく、強い感情が見えにくかった川田さんの眼。

要所要所で瞳孔が、一瞬でガッと開き、

眼で身体を押されるような強さが生まれました。



『自信にあふれた狩猟民族だけど品がある、みたいな』

相手の話を前のめりで聞かず、少し引いた状態でしっかり聞く。

その後、川田さんは不気味な余裕が出て、

話しているこっちが下を向いてしまいそうでした。


『チョンと座って子犬目線で』

しゃがむシーンで、腰の位置が高いとお客さんの目線に引っかかる。

この言葉で、笠井さんは目からキラキラした光線が出て、

見ている全員が打ち抜かれました。





それではまた明日。


池内風



  1. 2012/04/09(月) 17:08:59|
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『宙の色』4/6稽古

桜が満開ですね。

街全体がフワフワと、明るくなったように感じます。

明神さんが、

『桜は人に向かって咲く』

と語りました。

言われてみれば、そうですよね。

いい季節になりました。




ポかメソッド『スワン』

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ななめ座りのまま両手を広げ、

ふんわりと腰を浮かせて片方の坐骨へ移す。

『身体を柔らかく見せられる人は、身体を支える力がある。』

と明神さん。

男性は肩に力が入ってしまい、バランスをとるのが難しそう。

女性陣の方が圧倒的に、しなやかでした。

(ポかリンメンバーのそうさんは、余裕で浮かんでいました)


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今日はそうさんの誕生日。

みんなで祝いました。

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『学生の頃は、この時期春休みだから、

友達に祝ってもらえなかったんだよね。やっぱりいいなぁ~』

と、そうさん。

誕生日って、周りの人がみんな笑顔になるのがいいですね。

いちごのケーキ、美味でした。



シーン稽古へ。

今日もラストシーンを。

シーンの見せ場を、はっきりと届けるために

『目線』 『動き』 『台詞』 『間』 『意識』などを、

少しづつ変えながら、試行錯誤を重ねます。

今日の笠井さんはテンションが高く、

好奇心旺盛のポップな妖精のよう。

なかなか先に進まないので、明神さんが、

『そういう日もあるから大丈夫』

と言って、さらっと先に進めました。

俳優はじっくりやりたいし、演出家は先に進めたいし。

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真剣にシーンを観るスラさん。

イスが、、、

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稽古見学に来てくれた、石川直子さんにいだきました。

ポかリン歴十年の石川さんは、

もちろん公演を観に来てくださるとのこと。

ありがとうございます!!

今日は、ケーキとエクレアでみんなニコニコです。



☆☆みょうじん語録☆☆


『マクロ(視覚)から嗅覚に変わるように』

今回、明神さんのイメージにある

『五感の中の一つを突出させる』

の具体例の一つ。

嗅覚に移った瞬間に、笠井さんの瞳が輝きました。



『指をさすと少年探偵団みたいになる』

振り返り中の一言。

笠井さんは動きがボーイッシュなので、

今回、各所に内股の指令が出ています。





明日は稽古休み。

明後日からは、いよいよ終日稽古です。

しっかり休養して、ラストスパートに備えます。

観劇の予約がまだの方は、お早めにどうぞ。

それではまた。


池内風




  1. 2012/04/07(土) 17:50:26|
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『宙の色』4/5稽古

今日は、22:00からスマートフォン・iphone専門のラジオ番組に

明神さんが生出演しました(ワークショップを生中継する番組)。

いつもより早く稽古場を離れるので、

各自手短にアップを済まし、すぐにシーン稽古へ。



『今夜もDAISUKI!!ワークショップの時間だよ~』
http://www.wallop.tv/listen/program/pg20120114.html

毎週、小劇場界の演出家をゲストに呼び、

ワークショップを生中継するそうです。



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稽古前に、台本の変更点を各自チェック。

明神さんがその場でメールを送り、

俳優さんたちは携帯電話で確認します。

便利な世の中になりましたね。

台本もシックリくる流れを探しながら、微調整を繰り返します。

完成間近です。

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読み合せを行なった後、すぐにシーン稽古へ。

今日は、ラストシーンをガッツリと。

シーン冒頭で、場の空気がパッと変わるように、

明神さんが少しづつイメージを伝えながら、丁寧に作っていきました。

次の展開がワクワクするようなシーンに。

そうさんと笠井さん、相性バッチリです。


休憩中も、昭子さん、笠井さん、明神さんで

シーンを振り返っています。

リラックスしているときに、ヒントが見つかることも多いのです。

休憩後は、変更した箇所の大まかな動きと、

台詞を何度も合わせます。

その都度、動きや空気、間が細かく変わる難しいシーンがスッキリ。

そしてまた明日に繋げます。



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昭子さんが持ってきてくれたお饅頭。

皮がやわらかく、甘すぎず、何個も食べれそう。

みんなで美味しくいただきました。



☆☆みょうじん語録☆☆


『エンジンブレーキの余力で動く』

階段を降りてくるシーンの動きについて例えた一言。

以前、スラさんのシーンで

『残心』の話が出たのを思い出しました。



『命を礼賛して欲しい』

「らいさん」という言葉、久しぶりに聞きました。

それを聞いた笠井さんの動きが一変。

新しい磁場が生まれました。



『女子の「美味しい~!」は、世界を幸せにする』

笠井さんがお菓子を食べる姿を見たときの一言。

女の子に、一口お菓子をあげたくなる理由は、これだったのか!!

と、にんやりしてしまいました。



それではまた明日。

池内風



  1. 2012/04/06(金) 10:59:08|
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『宙の色』4/4稽古

春の嵐も過ぎ、今日は快晴でした。

足取り軽く稽古場へ。

昨日の過ごし方を報告しつつ、ストレッチを。

みんな無事だったみたいで一安心です。





今日はシーン稽古の前に、3分間でパフォーマンスを作り、それぞれ発表しました。

ルール:『両手を広げる動きを付けること』

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そうさん、スラさん、僕のチーム。

両手を繋ぎ、一つの生命としてエネルギーを生み出す。


笠井さん、昭子さん、髭さん、川田さんチームは、

個々で生み出したエネルギーに乗っかり、

大きな一つのエネルギーにする。

不思議と両チーム共に、ハグで終わりを作った。

創作している姿は、みんなキラキラと輝いていました。


一つに集まったときの一体感や、スっとうまく動ける瞬間は、

とても気持ちが良いです。




セッティング後、シーン稽古開始。

今日は、効果的な目線や視野を探しながら、

シーンの奥行をつけていく時間が多かった。

目線一つで、役の人物像を濃く見せたり、

言葉にしなくても感情が伝わりやすくなります。


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そうさんと笠井さんのシーンを見守る髭さん。



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昭子さんが持ってきてくれた茶碗の写真集。

思いもよらぬ作品の数々に、

『おぉー』という声が漏れる。



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今日のお菓子たち。

みんなで持ち合わせているのですが、バランス良く揃うのが不思議です。



☆☆みょうじん語録☆☆

『ボーイスカウトみたいに団結して見える。』

中島さん、笠井さん、髭さんで器を眺めるシーンで感じた一言。

3人とも、同じ高さ(中腰)で一つの器に目線を合わせているため、

そのように見える。

人物の関係性を整理し、それぞれに合う目線に変えて緩和。



『胃液が貯まるのを楽しんで』

振り返り中の一言。

自分にとって嫌なことが起こった時に、

『嫌』一色で表現するのではなく、

『嫌』を楽しみながら表現するときの例え。

なんともホッコリするシーンに変化した。


『穴という穴が広がる感じで』

これも振り返り中の一言。

好きな話や自慢話をする際に、

全身からエネルギーを放出させる例え。

イメージを持つと、顔色も赤く健康的な色合いになる。



『水がタップンタップンするみたいに』

小刻みにあいづちを打つと、せわしない人物に見える。

水を上下に大きく動かすイメージで行うことで、

落ち着いて相手に同調しているように見える。






それではまた明日、稽古日記で。


池内風



  1. 2012/04/06(金) 02:43:44|
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休日

春の嵐の訪れにより、全国各地でさまざまな影響がでているとか。

ポかリンでも大事をとり、今日は稽古が休みになりました。

終盤へ勢いをつけるために、ちょうどいい時間なのかもしれません。

また明日から、元気な稽古風景をお伝えします。






R0011348.jpg

稽古へ向かう道の途中。

ポかリン記憶舎も、

先にある光に向かっていきます。




チケット予約がまだの方は、お早めにどうぞ。




【公演情報】

シアターガイド/theaterguide
http://www.theaterguide.co.jp/search_result/paid/detail.php?id=24462

CoRich(こりっち)
http://stage.corich.jp/stage_detail_2.php?stage_id=35331

シアタープラネッツ/THEATER PLANETS
http://indiporo.com/TP/park/201/read.cgi?mode=view&no=1189


【予約フォーム】
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=f9abf6de57

皆様のご来場をポかリン記憶舎一同、心よりお持ちしております。




それではまた明日。


池内風



  1. 2012/04/05(木) 04:38:26|
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『宙の色』4/2稽古

東京でも桜がちらほら咲き始めたとか。

ポかリンでも、お花見の話題で大盛り上がり。

桜を待ち遠しく感じながら、今日も稽古スタート。




ポかメソッド『丹田・仙骨歩き』

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ポかリンメンバーは、電車の中でつり革を使わない。

電車の揺れの動きに乗り、海藻のようにユラユラ立っていられる。

その身体の源が、ポかメソッド。

『丹田・仙骨歩き』は、ポかメソッドの基本の部分でとても大事。

コンディションを確認し、調節するために毎日必ず行う。


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今日は笠井さんが、陶芸作家の小西さんの工房にお邪魔し、

実際の作品に触れたり、お話を聞いてきてくれた。

展示する器の写真を撮ってきてくれ、みんなで共有。



器をイメージし、シーン稽古へ。

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今日は、中島さんが休みのため、前後のシーンを重点的に。

明神さんが舵を取りながら、シーンの気づきを俳優同士で話し合う。

公演日が近づくにつれ、その熱も増していく。

ギャラリーのオーナーと作家などの関係性や、

役の人間性などを細かくセッションし、擦り合わせていく。



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折り紙と戯れるそうさんと髭さん。




☆☆みょうじん語録☆☆


『お風呂から上がるみたい』

動きの振り返り中の一言。

一瞬、俳優さんたちはキョトン。

しゃがむところから立ち上がるエネルギー量と、

シーンのバランスが噛み合わず例えた言葉。

その後、上体をやや上げて、屈んだところから始めることで緩和。



『歌舞伎の黒子は、目立たないように動くとかえって目立つ。』

これも動きを確認しているときの一言。

器の位置の調節をする際に、

シーンの邪魔にならないように心がけると逆に目立つ。

堂々とやることで、空間に合う動きに変わる。



『くまさん、はっつぁんみたいな発音』

名前を呼び合うシーンで、テンポを伝えるときの例え。

実際声に出してみると、イメージしやすい。

韻を踏むみたいな。



『宝石みたーい!!』

スラさんの瞳を見たときの一言。

外国人の方のパスポートには、

瞳の色が記載されているそうな。

知らなかった。




それではまた明日。


池内風




  1. 2012/04/03(火) 03:24:06|
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『宙の色』4/1稽古

ここ数日、昼と夜では気温の差が大きいです。

気持ちは春ですが、風邪には気をつけないといけませんね。







今日は終日稽古。

時間を割って、各シーンの色を濃くする。

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台本の変更点を確認する、そうさんと笠井さん。

台詞の流れや意図を共有。

動きを何パターンも試す。


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人と人、そして器との距離感で、

どういう感情が存在するのか、大きく見え方が変わってくる。

今日生まれた動きには、この物語のテーマになる世界が、大きく広がるようだった。


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メンバーが揃ったら『蜜かけ』『空気かき』を行い、全体のシーン稽古へ。


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シーンの前半で、出演者が増えた。

担当は、僕と川田さんのWキャストで。


それによって、内容に奥行きが出た。



先日の通し稽古から、継続されて熱量は多い。

ただ、それが内側でコントロールされているため、

勢いでつけた色ではなく、自然体な色が見えてきた。

後半も、各シーンを通しながら、新しい事を発見し、

調整する時間にあてる。

しばらくは、この時間が増えそうだ。



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明神さんが持ってきてくれたプチトマト。

甘くて、程よい酸味のバランスが絶妙。

果肉もたっぷりで、美味しくいただきました。





☆☆みょうじん語録☆☆

『目を合わせるのが夫婦ではない気がするけどなぁ~』

シーン稽古中の一言。

リアクションで伝えるのではなく、

電車の中でなにをするわけではないのに、

『この人たち夫婦だなぁ』

とわかるような二人で一つのエネルギーをイメージ。



『相手のエネルギーに乗ることが大事。』

シーン全体の動きについてディスカッションしているときの一言。

自分の都合の良いように動くと、

独りよがりになり、シーンを見にくくする。

相手のエネルギーに乗ることで、次の台詞やシーンを繋ぐ。

それを意識的に訓練できるのがポかメソッド。



『太陽を追いかける向日葵みたいになって』

シーンの動きを試しているときの一言。

エネルギーの話と同様に、ある人の動きを目で負うとき、

みんなで同調して、向日葵のように追う(エネルギーの乗る)。

このようなことをいくつも試し、

各シーンの密度を上げていく。



『そこからいっぱい小人が出てくるんだよ~』

陶芸作家の小西さんの作品を見たときの一言。

その器から明神さんは、

『誰もいないときに、小人がわさわさ出てきて遊んでいる』と感じたそうな。

ファンタジーですね。



あと二週間で公演です。

エンジンかかってます。

どうぞまたお付き合い下さい。

池内風



  1. 2012/04/02(月) 17:32:01|
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